弊社は2009年度から伊賀市「菜の花プロジェクト」に参加し、BDF製造業務委託を受けております。
菜の花プロジェクトとは?
高齢化、過疎化して疲弊した農村部を活性化し、雇用力を確保する目的で、伊賀市など全国で104市町村(2007年)で推進されているバイオマスタウン構想の主要構成プランです。
プロジェクトの骨子は、
1. 遊閑地を利用して「菜の花」をベースにした無農薬・有機農業の展開
2. 菜の花からの機械搾油による「菜の花油」およびBDFの製造
3. 食品残渣や菜の花油の搾りかすの農家へのコンポスト化による供給
となっており、三重大伊賀研究拠点ではBDFの製造を行っています。
BDFとは?
BDFとは、植物油(菜種油や廃食油)から精製した燃料のことで、軽油代替燃料となっています。従来の軽油に比べて生産性が高く、以下のような特徴を持っています。
1. 使用法は軽油と同じである
2. 排ガスにはブラックスモークが少ない
3. 廃食油の有効利用に寄与する
4. 地球温暖化防止に寄与する(カーボンニュートラル)
5. 地産・地消のエネルギー作りに最適である
※ 弊社は、伊賀市より三重大伊賀研究拠点でのBDFの精製業務委託を受けており、施設の管理、運転を行っております。
※ 製造したBDFは地元農家の方に農耕車(コンバイン、トラクター等)用燃料として使用していただく予定です。
BDF製造システムへの弊社技術提供について
BDFを一定の品質で安定的に生産するためには、製造途中の成分のリアルタイム監視が必要となります。
しかし現状、BDFの成分分析は非常に時間がかかります。その為、リアルタイムで計測可能なパラメータとBDFの成分の相関関係を導き出し、製品製造にフィードバックできれば高品質なBDFを安定的に生産することが可能となります。
弊社は今後、伊賀拠点にてBDF製造中の多項目パラメータ計測システムの構築、パラメータに沿った製造設定の反映システム製作、及び計測結果のアーカイブ化作業から伊賀拠点でのBDF品質向上に寄与していきます。
